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EGG RECIPE エッグを使ったレシピ

EGG
第2回 アメリカ産乾燥卵 スイーツ・ベーカリシェフコンテスト 2016年 特別賞

Cafe-gocochi

ポイント

作品のコンセプトは「くつろぎのカフェタイム」です。
リラックスタイムにカフェでカプチーノとブリュレをいただいている気分を味わってもらえたら、と思い、スイーツ感覚のパンを作りました。

受賞者紹介

鵜池 香苗
株式会社ル・スティル VIRON渋谷店

パンとスイーツを合わせたもう一つの理由としまして、アメリカ産乾燥卵の使い勝手の良さを両方で表現したかったからです。
ブリオッシュ等、卵を多く使う生地の場合、割卵の手間が省けることで作業効率があがりますし、卵殻の混入もありません。ブリオッシュ、デニッシュの両方で、通常の卵を使うよりも乳を多く使用できたので、よりリッチな生地を作ることができました。
ブリュレに関しましても、卵の水分の代わりを生クリームにすることで、より濃厚なものを作ることができました。また乾燥卵黄は溶けが良くダマにならない点も良く、粉物と混ぜて作業工程を省略することもできました。乾燥卵黄は通常の卵から卵黄・卵白に分ける手間もなく、互いを無駄にすることもない優れた商品であると思いました。

材料

ココアデニッシュ生地

粉1kg仕込みで約35個分
強力粉
50%
フランスパン専用粉
50%
砂糖
12%
1.5%
生イースト
3%
乾燥全卵
10%
牛乳
70%
こがしバター
5%
ココアパウダー
8%
折り込み用無塩バター
50%

ブリオッシュ生地25g分割

粉1kg仕込みで約110個分
強力粉
100%
砂糖
15%
2%
生イースト
5%
脱脂粉乳
5%
乾燥卵黄
30%
牛乳
80%
無塩バター
50%

カプチーノ・ブリュレ

10個分/1個あたり60g
牛乳
200g
生クリーム40%
360g
グラニュー糖
90g
乾燥卵黄
60g
シナモンパウダー
5g
バニラペースト
5g
コーヒーペースト
10g

プラリネ・フィアンティーヌ

1個あたり25g/12個分
プラリネ・アマンド
200g
フィアンティーヌ
100g
溶かし無塩バター
20g
仕上げ用
グラニュー糖
1g/1個あたり
粉糖
1g/1個あたり

作り方

1. ココアデニッシュ生地
①L4ML2
捏上温度23℃
発酵温度27℃ 時間1時間
薄く板状に伸ばし、0℃で18時間寝かせる。
②折り込み用無塩バターを包み、生地を休ませながら三つ折りを三回。
6cm x 25cm x 厚さ2mm にカットする。
*1日目仕込み 2日目折り込み
2. ブリオッシュ生地
L5MH10〜12↓(バター1/2) L5↓(バター1/2) L5ML5〜8
捏上温度24℃
発酵温度27℃ 時間40分
25g分割丸めて冷凍。焼成前に冷蔵解凍
*1日目仕込み
3. カプチーノブリュレ(前日準備)
①牛乳と生クリームを合わせる。
②グラニュー糖、乾燥卵黄、シナモンパウダーを混ぜ①を少量ずつ入れダマにならないよう混ぜる。
③②にバニラペースト、コーヒーペーストを加え中火でとろみをつける。
④裏ごしし、氷水をあて粗熱をとる。
⑤直径6cmのプリンカップに60g流し入れ98℃のコンベクションオーブンで約30分焼く。焼き上がったらカップのまま冷凍する。
4. プラリネ・フィアンティーヌ(前日準備)
①全材料を混ぜ、直径6cmのセルクルに入れ冷やし固める。
5. 焼成
①直径8cm高さ5cmのセルクルに側面にココアデニッシュ生地、底面に直径8cmに伸したブリオッシュ生地を敷く。
②温度27℃湿度75%のホイロに90分入れ発酵をとり、185℃のオーブンで約15分焼き、フィアンティーヌ、カップからはずしたブリュレを順に入れ約2分追加して焼く。
③セルクルをはずし冷やし、グラニュー糖を中央にのせ、バーナーを使い焦がす。
④デニッシュの上面に粉糖をふる。