ターキー・マーケットリサーチ by アメリカ家禽鶏卵輸出協会

商品

ターキーの需要には多くの理由があるが、サンクスギビングの伝統で丸のままのターキーを食するのが、常に主な需要の原因としてとらえられてきた。しかし、生産者たちのインテグレーションにより、年間商品として扱われるようになり、年末だけのターキー需要は減少してきた。1970年代に50%以上を占めていた年末のホリデーシーズンの売り上げは、現在25%である。

消費者が求める「おいしい、ヘルシー、栄養価の優れた食材」にマッチした事が、「季節の食べ物」から「年間を通した食べ物」へと業界を導いてきた。高品質なデリ商品のように、ターキーをローファットで低コレステロールを求めるヘルスコンシャスな消費者への食材として開発するようになり、ターキーチリ、ハム、スパム、ひき肉やインスタント食品といったライフスタイルにもマッチした付加価値がある様々なターキー商品が食品業界に登場してきている。

アメリカ産ターキー商品の流通先

最新調査では、アメリカのターキー業界の評価額は約80億ドルと見積もられている。ナショナル・ターキー・フェデレーションの報告によると、41.1%のターキーはスーパーや小売店、23.1%は問屋、21.6%は外食産業で販売され、10.5%は輸出用としている。


輸出

アメリカ国内での一人あたりの消費量は2006年に若干増加しているが、多くの企業が輸出強化に努めた結果、輸出額は2000年の265百万ドルから2006年には400百万ドルまでに増加した。

アメリカの消費者は基本的にレッドミートの約2〜3倍高いホワイトミートを好み、アメリカ国外の多くの消費者はレッドミートを好む傾向がある。これにより、低価格のチルドや冷凍のドラムやもも肉といったレッドミートを中心にした輸出マーケットが形成されている。

アメリカはターキーの主要な輸出国であるが、第2の輸出国であるブラジルの輸出は急速に伸びている。

米国の2007年第一四半期のターキー輸出高は合計124百万トンで、2006年同時期の4%アップしている。この増加は、中国やウクライナからのターキー需要が高まったことによる。中国への輸出は204%以上の増加。また、ウクライナは829%以上の増加で、2008年のアメリカのターキー輸出量の予想は、約9%増の605百万トンと見込まれている。

アメリカ産ターキーの主な輸出国

2007年度米国産ブロイラー最新情報
(USAPEEC 9/3発行Monday Lineニュースレターより)

ブロイラー生産量

米国産ブロイラーの生産量は6月に4.2%落ち込み、第2四半期合計は90億ポンド(4,082千トン)となり、2006年同時期と比べ1.3%減少となった。この生産量の減少傾向は、四期連続で続いている。2007年度前期では44億羽のブロイラー処理が施されたが、2006年比1.4%減少となった。2007年上半期のブロイラーの生産量は、181億ポンド(8,210千トン)に達すると予想され、これは2006年比2.3%増である。この生産量の増加は、ブロイラーの生産羽数の増加と平均重量が重くなったためと思われる。

ブロイラー輸出量

米国産ブロイラーの6月の輸出量は548百万ポンド(248,600トン)で、2006年6月と比べて32%増であった。2006年度のブロイラー輸出量は下方修正され、前回から6千8百万ポンド(30,840トン)低い52億ポンド(2,359千トン)の輸出量となった。これにより、2007年度上半期は0.4%増で、第二四半期の輸出量は7.4%増の13.9億ポンド(630,500トン)である。 6月のロシア向けの輸出は89%増の合計209百万ポンド(94,800トン)。香港と中国向けの輸出は2006年6月から43%増の6千9百万ポンド(31,300トン)である。

輸出量の増加と価格の上昇により、2007年前期のブロイラー輸出は2006年比44%増の合計11.8億ドルとなった。2007年後期は、2006年同時期と比べて2.3%増の23億ポンド(1,043千トン)に達すると見込まれている。